医師紹介DOCTOR

私が医師になったのは、父が医師だったということが大きなきっかけの一つで、また「人の役に立つ仕事をしたい」という思いがずっとあったからです。

研修医時代に尊敬する先輩からの誘いがあり、医師としての人生は外科からスタートし、数多くの手術を経験しました。生死に直結する困難を、患者さんとともに乗り越えていく達成感は非常に大きいものがありました。しかし、残念ながら手遅れで見つかる患者さんも多く、手術を要するような重症になる前に適切に病気を診断していくことこそが本当に必要なことではないか、と考えるようになりました。

そこで、内視鏡が扱える消化器内科に移り、大学病院で診療経験を積みました。消化器内科ではがん診療だけではなく、内科一般の診療や、潰瘍性大腸炎、クローン病といった慢性的な難病の患者さんを診察する機会も数多くあり、生死にかかわる病気だけでなく、患者さんの日常生活にかかわる様々な問題を解決していくことの大切さを知り、患者さんに寄り添うことを学びました。

そうして医師経験の全てを活かせるような、患者さんの近くで様々な悩み事に応えられる医療を目指したいと考え、開業してクリニックの医師となることを決めました。患者さんの様々な悩み事から、専門的ながんの早期発見、早期治療に貢献することを目指しています。

患者さんの訴えに真摯に耳を傾け、大きな病院では時に実現が難しい「丁寧な会話」を大事にしています。また心構えだけではなく、医療設備を整え、一番良い選択肢を提供出来るようにすることも重要だと考えています。検査もできるだけ楽に受けてもらえるようにと考え、内視鏡だけでなく大腸CT、エコーを揃えるなど、各種医療機器を導入しています。検査では小さな病変までしっかり診断するよう心がけており、がんの切除が必要な場合は、連携している大きな病院をご紹介します。専門で行っている内視鏡検査については、できるだけ苦痛を感じないよう、鎮静剤の使用など工夫を凝らしておりますので、たくさんの人に検査を受けて病気を予防していただきたいと思っております。

「少しおなかが痛い」「なんとなく不調を感じる」といった些細なお悩みでお越しいただいて全く問題ありません。安心感を与えるのも医師としての大事な治療だと思っています。どうぞお気軽にご来院ください。

院長　宮田　雅弘